* 実際に頂戴致しました霊視鑑定結果のご感想を順不同にて、一切の手を加えずに掲載しておりますが、
特定の固有名詞等に関しては●●の表示にさせて頂きました。
(投稿日と感想受信日は同一ではありません)
*安可吏の名前はHPを開設した当初から、2017年に朱璃に改名をするまで使用した字体です。
上杉 安可吏 様
霊視鑑定をお願いしました、●● ●です。
ご多用の中ご鑑定いただき、誠にありがとうございました。
霊視鑑定いただいた内容を何度も繰り返して読みまして、
ひとつひとつのお言葉が深く心に染み渡りました。
上杉様にご指摘いただいた通り、度を越した潔癖性と完璧性は
大きな欠点であることは自覚しておりましたが、結婚生活は
人生の半分ほどを占めますので、自分がこの人だと思える人でないと、
相手を受け入れる、自分の考えを改めることもなく、これまで
対象外にしていました。
上杉様にご指摘いただき、このままではこの先も同じことの
繰り返しとなり、相手にも失礼になると目が覚めました。
全てを受け入れ、相手のよいところを見つける努力をして
行き過ぎた拘りを捨てたいと思います。
仕事に関しましては、上杉様が仰る通り、技術職として
これまでプログラマーとWeb制作の仕事をしていました。
最初に転職した会社は飲食業で、システム開発をしていましたが、
その業界が肌に合わず、他の会社に転職してWeb制作の仕事を
していました。
ですので、次の会社は飲食業になる可能性があるとのことで
大変驚いております。
再就職先が決まりましたら、どんな業界、環境であれ、
人生を好転できるチャンスだと捉えて、忍耐力を持ち、
定年まで勤めあげたいと思います。
このたびは、誠にありがとうございました。
●● ●
「拘りの本質って何だろう」
霊視鑑定を通してばかりではなく、
私自身をはじめ、身近な人たちとの関わり合いの中で、
時に厄介な厚い壁を作ります。
拘りが生き方を窮屈にしていたり、
人間関係を混乱させたり、
拘りの本質は単なる自己主張になり兼ねません。
飲食店の看板に「こだわりの○○」を見つけると、
その瞬間に興味を失ってしまいます。
得てして店主の自己満足なのではないかと、
拘りそのものを疑ってしまうのは、
過去の経験からの条件反射なのかもしれません。
私にも潔癖症とまではいかないまでも、
清潔であることや整理整頓は勿論のことで、
物が定位置にあることなど、
やはり拘りというべきことが幾つもあります。
ある日、お嫁さんが洗濯物を干してくれていたのですが、
喉まで出掛った「ありがとう」に急ブレーキがかかり、
「やだあー」にすり替わった。
洗濯物の前と後ろがバラバラを向き、
しかもハンガーの左右の比重の違いで、
著しく傾いている。
干し直すほど性格は悪くは無いので、
仕方がないと諦め、
「同じ方向を向けて干した方がいいよ」
「左右のバランスも考えてさ…」と、
敢えて笑顔で言うワタシ。
「あっ、お母さんはそういうタイプですかあー」
屈託のない、これまた笑顔のお嫁さん。
「タイプとかじゃなくてさ…」
…、言葉がつまる。
じゃなくて、何だ…、
山びこみたいに脳裏を行き来する。
そう言えば、衣装ケースに貼ってある品質表示の紙が、
そのままになっていて、
「これ剥がさないの?」と聞きながら周りを見渡すと、
100均のカゴは勿論のこと、
目に付く物の至る所に、
その類の紙が貼り付いたままになっていたのです。
その時にも、やはりお嫁さんは、
「あっ、お母さんはそういうタイプですかあー」
と笑顔だった記憶がある。
そう、お嫁さんは拘らないのです。
確かに使用に関しては何ら問題はなく、
どう感じるかという体感的なもので、
「そういうタイプ」分けも強ち間違いではない。
そんなお嫁さんなのですが、
ある時発見した。
拘りのない…、そういうタイプのお嫁さんが、
食器洗いのスポンジだけは、
少しでもヘタったり汚れたりすると、
すぐさま新品に変えていたのです。
拘りの多い、神経質だと言われている私は、
スポンジなんかは、ペナッペナになるまで使うし、
新しいものに変えても、
まだシンクの掃除にと未練たらしく取って置く。
厄介な息子のお嫁さんになってくれ、
掛け替えのない孫たちを産んでくれて、
もう八年になりますが、
発見できたお嫁さんの唯一の拘りでした。
拘りはきっと誰にでもあって、
ないと言う人にも、
何かきっとあって、
自分の拘りと他人の拘りは、
同じ土俵で正否をはかるものではなく、
両手にリンゴとパイナップルを持って、
どちらが美味いかを論じている様なものだと思います。
これがとても大事なこと。
そのあなたの拘りは、
あなたに安堵や幸福もたらしていますか?