人の苦しみや、悩みに格差などはありません。

例えば今日の一万円がなくて、
四苦八苦している人と、
明日の百万円が作れなくて、
翻弄している人の苦しみは同じなのです。

一見すると一万円なら何とかなるだろう、
苦しむほどのことじゃないと思いがちですが、
人はそれぞれの囲いの中で生きています。

一万円と百万円の金額の差に焦点を合わせずに、
その問題を抱えている人の、
胸中を思やってみてください。
ほらね、その痛みは同じだということを感じることでしょう。

悩みの種類も同じです。

先の金銭的な悩み、病気の悩み、
人間関係の悩み、家族の悩み、仕事の悩み・・・。

人の悩みは尽きないものですが、
どの問題の方が深刻かという、
苦悩に落差も格差もありません。

仕事の悩みなら何とかなるけれど、
病気の問題は…と考える方が多く、
またそう考えることが
恰も人格者であるかのように捉える傾向がありますが、
どの問題も当事者にとっては、
その時点でどうにもならない心境だからこそ、
苦悩している訳です。

苦悩の格差付けは、
心身に障害を持たれている方が、
其々の障害の困難さを比べることと同じです。

これまでの霊視鑑定の経験から申し上げますと、
何かに悩んでいる方は、
また次の悩みを抱えてしまう傾向にあります
。

何故ならば、
悩みに不安という実態のない感情を伴うことで、
次の悩みを誘発するといった、
悪循環を引き起こしてしまうからです。

それは出口の見つからない迷路に、
新しい迷路を増築していく様なもので、
次の一歩を出す気力すら、
失うことになり兼ねません。

問題や状況が如何に深刻なものであっても、
いえ深刻であるからこそ、
問題を思考的に置き変えてみることで、
意外に解決策が見えてきたりします。

考えることよりも、
感じることの方が賢明であることを、
常日頃からお伝えしていますが、
負の感情で押し潰されそうなときには、
どうぞ悩まずに、現状を紐解いて考えましょう。

まるで他人ごとに様に、
客観的に思考することは、
溺れる自分を救う、
一本のロープになるに違いありません。

今日も最期まで読んでくださって、
ありがとうございました。