古くから人間は、自分達の想いを何かに託して祈り、
その恵みに感謝してきました。
山や海、川、岩、樹木、空、田畑・・・、
総てのものに神が宿り、
恵みを与えてくれていると信じ、
祈りを祭りに託しながら生きてきたのです。
私はその人間の祈りや想いの波動が、
やがてそこに「魂」を宿したもの信じます。
御神木なども人間の祈りや想いの波動と、
樹木のエネルギーとがひとつになって、
幾多の人々の願いを叶え、
時に戒め守ってきたのでしょう。
奇跡とは、波動と波動が起こす偶然なのかも知れません。
人の波動はスピリチュアル＝「魂」が源となって、
指先や身体のチャクラから、エネルギーによるオーラとなって発せられています。
人との相性の良さや場所、植物、動物等との相性は、
このスピリチュアル＝「魂」の波動の引き付け合いのひとつです。
文明が発達するにつれ、私達は肉眼で見える物質にばかり翻弄され、
スピリチュアル＝「魂」の繋がりを、
疎かにしてしまっているのかも知れません。
物質が溢れ、経済や社会生活の破綻が現実になろうとしているいま、
私達は公式で物事を見るのではなく、
最もシンプルで崇高なスピリチュアル＝「魂」によって、
感じることが大切なのだと思います。
様々な分野でAIを導入した機器の開発によって、
まさに鉄腕アトム時代の夢が現実化され、
驚きを隠しきれませんが、
私たちが「感じる」ことよりも「考える」ことを優先していけば、
大いなるものより与えられた、
スピリチュアル＝「魂」の退化が進み、
AIと寸分違わない物体になるのではないかと危惧されます。
いえ、きっと今後AIは、人間と同等の感情を持つと思われますので、
私たち人間の行動を嘆き悲しむAIの前で、
首をかしげる様になるかも知れないのです。
スピリチュアル＝「魂」を錆びつかせてしまわない様に、
感じることに意識を集めながら日常を送れば、
魂はより輝きを増し、
私たちを幸福感へと誘ってくれるに違いないのです。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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