霊視鑑定は灯かりの扉から

スピリチュアル霊視 『灯かりの扉』

スピリチュアル 思考を停止させることのすすめ

更新日:

名残惜しそうな夏を横目に、
日没が確実に早くなっているのを感じます。

朝方に窓を開けた時の秋の香りが、
もの悲しさを呼び覚まします。

夏から秋に掛けて気持ちがゆっくりと沈んでいく経験は、
誰もが記憶の何処かにあるかと思います。

特別な経験がない限り、夕暮れの風に吹かれるススキを見て、
気持ちがワクワクしたり、
心が躍ったりすることはないはずで、
私達がそこに感じるものは一抹の寂しさであったり、
漠然とした不安感といった「負」の感情ではないでしょうか。

私たちは秋の夕暮れの光景が寂しいものだと学んだ訳ではなく、
無条件の「魂」の反応なのだと思っています。

前世に於ける魂の記憶の可能性もありますが、
此処にスピリチュアルは特別な人の特別なものではなく、
私たちそのものであることを痛感します。

私たちにはそれぞれ思考の違いや価値観の違い、
また経験値からの個性がありますが、
単純でそして純粋な「喜怒哀楽」に対して、
個性は影響を与えないのです。

つまりどんな性格であろうと血液型が何であろうと、
年齢が幾つであろうと、
総ての条件とは無関係に同じ感情の方向を示すはずなのです。

しかしながら、文明や文化の発達によって、
生きることがスピリチュアルである必要性がなくなっていき、
感じることよりも考えることに意識を傾けなければ、
この世知辛い社会を生き難くなっていった結果として、
スピリチュアルな繋がりを希薄化してしまったものと思います。

思考優先の日常は合理的で利便性の向上の側らで、
自分が放った言動の行方を見届けず、
傷付くことだけが上手な人間を作り出しています。

感じることは想像することであり、
自分の内に自分以外の人を見ようとする思いです。

もし今よりもほんの少しだけ感じようとするならば、
あなたの隣にいる人の悲しみを知ることが出来るはずなのです。

本日も最後まで読んで頂いて、
ありがとうございました。
ブログランキングに参加していますので、
ワンクリックして頂ければ幸いです。


にほんブログ村

  • B!