対面鑑定をし続けてきて、
写真でも霊視鑑定が出来るだろうかと思ったのは、
今から十年程前のことでした。
ある方から、写真に「霊」のようなものが、
映っているようなんだけど・・・、
とその方のお子さんが映っている、
一枚の写真を見せられました。
実際にはその方が言う「霊」は、
写真には写ってなく、
背景の濃淡が「霊」に見えただけだったのですが、
私には「霊」などよりも、
生後八か月頃の写真でしたが、
そのお子さんのことが、
ひどく気になって仕方なかったのです。
「このお子さん、目が悪いわね」
私が言うと、
その方はとても驚かれて、
「この頃にはまったく気が付かなかったんだけど、
とてもひどい弱視だったの」と
霊どころの話ではなく、
お子さんの将来の話になってしまいました。
その時のことを境に、
写真でも十分に霊視が出来ることを実感したのです。
その昔には、写真を撮ると魂を抜かれると、
今では笑い話にすらならない、
噂が広がったそうですが、
見方を変えると、
強ち間違いではないかもしれません。
写真は画像だけを映し出すのではなく、
その人の表情とは無関係に、
スピリチュアル=「魂」までを映し出しています。
昔の人が魂という概念をどう捉えていたのか、
明確ではありませんが、
「魂を抜かれる」という表現は、
当時を生きた人たちにとって、
魂とは肉体の一部に似た、
自分を構成するうえで重要なものといった感覚を持ち、
少なくとも現代の自分たちからは、
生まれないであろう発想だと思います。
文明の開化文化の発展と共に、
私達は生きることに大切な武器を、
自ら捨ててしまっているのではないかと、
感じることも度々です。
写真によっての霊視鑑定をさせて頂けることで、
日本全国の方々は勿論のこと、
海外にお住いの方にまで及び、
霊視のご縁を頂き、
心から感謝している次第です。
ネット上でHPを開設してから、
一番最初の霊視鑑定のご依頼者様は、
アメリカに住んでいらした日本の女性でした。
対面でしか鑑定が出来なかったら、
繋がれることのなかったご縁でございました。
本日も最後までお読みくださって、
ありがとうございました。
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