自分を悩ませている問題は単なる現象だと受け取り、
客観的に問題をみつめることが大切です。
例えば金銭的に苦労している人が、お金の都合がつけば問題解決でしょうか。
旦那の浮気に悩んでいる方は、旦那が浮気相手と別れたら問題は解決するでしょうか。
また持病に不安を抱えている方が、持病が治ったと主治医に言われたら、
それで問題は解決するのでしょうか。
既に気が付かれたことかと思いますが、
目の前に起こってることは単なる現象に過ぎなく、
現象に振り回されて右往左往している自分自身が問題なのです。
一時的に金銭の都合がついたとしても、
ホッとするのは束の間で、半年後、一年後を考えた時、
また不安と闇の中に放り出されることでしょう。
浮気相手と別れても、五感が知ってしまった現実から解放されることはなく、
思いだしては胸が締め付けられ、少し帰宅時間が遅くなっただけで、
またよりが戻ったのではないかと苛立ち、
疑心暗鬼に陥るのではないでしょうか。
私たちは「想像する」という素晴らしい能力を持っています。
人間だけに与えられたその素晴らしい能力を、
「負」の材料を作り出すことに使ってはなりません。
金銭的な問題が生じてしまったら、収入と支出のバランスが崩れているのですから、
生活の何所に原因があるのか見直せば良いのです。
浮気問題が生じたら、
「何故」「どうして」と責め立てるのではなく、
浮気なのか本気なのか、
家族と新しい人生とを秤にかけるくらいの覚悟があるのかの、
直接的な話し合いを持つことです。
心身に何らかの不具合が生じたら、
自分に出来ることと専門家にしか出来ないことを区別し、
淡々と治療を続ければ良いのです。
まず受け入れることから始まります。
現象を受け入れようとしないスピリチュアル=「魂」が、
不安や怒り、憎しみといった「負」の波動を放し、
解決には程遠く問題を更に複雑にさせてしまい、
スピリチュアル=「魂」を汚し傷つけることになります。
そのことの方が不幸であることを想像し、
考えるのではなく感じて下さい。
本日も最期まで読んで頂きまして、
ありがとうございました。
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